磐梨通信

79歳の後期高齢者です。ギャンブルマニアです。

☆父の思い出☆

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・・・YAHOO検索画像より・・・


大型の台風10号が西日本を直撃する進路を進んでいるようだ。
まだ私の住んでいる岡山県では嵐の前の静けさか外では夏セミがシャンシャンミンミン泣いている。
今日も真夏日の気温のようだ。
我が家は父親が早く亡くなったものだから8歳年上の兄がすべて父親代わりでしたので台風が来るという天気予報が流れると今は兄が2階建ての立派な日本建築に建て直したが私の生家は箱棟の藁ぶきのごく普通の田舎の民家でした。
台風が来るというニュースが流れると木製の雨戸を表裏に竹棹で挟んで縄できつく縛っていたことを思い出します。
それでも大きな台風被害に遭った経験はないですが生家の母屋の軒先の瓦が屋根地とともに崩落する被害があったことはありました。
修理に使う木材を生家の下を流れていた”ちょうぜん”という用水に沈めていたものを父が猫車の積んで我が家に持ち帰るときに父のそばをもつれるように歩いた記憶があります。
小学校入学前の6歳の時だったと思います。
父は翌年私が小学校1年の8月脳溢血で一人ラジオのニュースを聞きながら一人で亡くなっていたそうです。
父の遺体の布団の中に入った記憶もうっすらとあり葬式の当日新屋の槙小母が私に爪を切れ棺桶に入れるからと言って爪を切った思い出があります。
今では遠い遠いかすかな思い出であります。