磐梨通信

79歳の後期高齢者です。ギャンブルマニアです。

☆すくも焼き☆

イメージ 1私の家の近くの田んぼで昔懐かしい風景を見ることが出来ました。
近所お百姓さんがすくも(もみ殻)を田んぼで焼いていました。
私の子供の頃には秋の獲り入れが終わるのはもみすりが終わると稲の収穫を終了していました。
これを庭上げと言って1年の農作業の区切りでした。
家では赤っていた鶏やウサギを絞めてすき焼きをするのが習わしでした。
すくも焼で焼けたもみ殻は翌年田んぼの土で塗りたくられた畔におうこ(天秤棒)の先で50センチ幅くらいで穴をあけて2,3粒の枝豆(大豆)を撒いてその上をこの焼いたもみ殻でふさいでいました。
秋の稲の収穫と同じくらいにこの枝豆は身を着けて自家製の豆腐屋味噌の原料に使っていました。
すくも焼は昔の農村の原風景です。