磐梨通信

79歳の後期高齢者です。ギャンブルマニアです。

☆田植えの光景☆

イメージ 1
私が住んでいるところは岡山県の東備地方のごくありふれた田舎町です。
先日私は梅雨の晴れ間を利用して黒大豆の種を実家の兄から借りている田んぼに播きました。
あたりの田んぼは田植えの最盛期で大型の乗用の田植え機で早苗を植え付けていました。
私の子供のころの70年ほど前には苗代に種籾を撒き田植えの時期になると家族総出でこの苗代で育った早苗を手で抜き取りわらのひめで結わえて人が担ぐ天秤の駕籠で牛で代掻きをした田んぼに適当に配っていました。
後は家族親戚総出で赤い球のついた田植え綱を田んぼの両端に鉄杭で固定して植えては下がりの連続作業でした。
子供心に一日中田植え作業をすると腰が痛くなったことを覚えています。
それに梅雨時ですから雨が降る中での作業で稲わら製の蓑を着ていたようです。
少し時代が下るとイグサの敷物の背中側にビニールを張った製品もできてきました。
男の人はタケノコの皮で作った蓑笠をかぶっていました。
夕方近くに田植えを終わらすためにあたりは暗くなり田植え綱の赤い球を指で浮かべて田植えをした記憶もあります。
懐かしい風景です。