☆地名の謂われNO2☆
昨日の記事の続編みたいなことを書きます。
現在の行政区では岡山市東区になるが昭和の大合併前までは赤磐郡の行政区だった瀬戸町の地名のことです。
この瀬戸町には昨日書いた弓削の他に寺見、宗堂、塩納、寺地、大内、大井とか当時熊山山上に一大宗教施設の伽藍があって山岳宗教が栄えていただろうことをうかがわせる地名が残っています。
明治維新の国民への苗字付与の時の姓氏の付けかたも同じようですが古代の地名も自然界の土地にまつわる地名が多いことに驚かせれます。
私が生まれ育った赤磐市の熊山地区にも沢原は足利時代の豪族”そうのはら”(沢原)からだろうと思います。
他にも円光寺とか河田原、小野地は尾の辻からでしょう。
殿谷は大昔殿谷城があったそうです。
こうして見ていると地名の謂われが分かります。